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「早明浦ダムがピンチ」というニュースを見て、実際の貯水率や生活への影響が気になりますよね。
結論から言うと、2026年8月25日0時現在の貯水率は27.2%まで低下しており、8月28日から18年ぶりとなる第4次取水制限が始まります。
この記事では、早明浦ダムの貯水率低下の経緯と、取水制限が生活にどう影響するのかを詳しく整理します。
- 2026年8月25日0時現在の貯水率は27.2%(平年比53ポイント下回る)
- 8月28日から18年ぶりの第4次取水制限が始まる
- 香川用水への供給量が60%カットされる予定
- 9月上旬にも貯水率〆0%となる見込み
- 原因は7月以降まとまった雨が降っていないこと
結論:貯水率27.2%、8月28日から18年ぶりの第4次取水制限
2026年8月25日0時現在、早明浦ダムの利水貯水率は27.2%となっています。前日(8月24日)の28.9%からさらに1.7ポイント低下しており、平年(80.7%)と比べると約53ポイントも下回る深刻な水準です。
この状況を受けて、国などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は8月25日、8月28日から第4次取水制限に入ることを決定しました。第4次取水制限は、2008年8月以来18年ぶりとなります。
少雨の影響が続いており、協議会の見通しでは9月上旬にも貯水率が0%になる可能性があるとされています。
貯水率が下がり続けている理由
早明浦ダムの貯水率がここまで低下している主な理由は、2026年7月以降、ダム周辺でまとまった雨が降っていないことです。
8月23日午前6時時点では、貯水率は29.9%で、平年(同時期の平均的な水準)と比べて約51ポイント下回っていました。そこからさらに2日間で30%を割り込み、25日時点の27.2%まで下がっています。
台風や前線による大雨がまとまって降らない限り、貯水率の回復は難しい状況が続いています。
取水制限の段階(第1次~第4次)の推移
早明浦ダムの取水制限は、貯水率の低下に応じて段階的に強化されてきました。
8月3日に第1次取水制限が始まり、8月10日には第2次取水制限へと移行しました。さらに8月19日には、4年ぶりとなる第3次取水制限が始まり、香川用水への供給量が50%カットされる事態となりました。このとき、調整池である「宝山湖」からの放水も4年ぶりに実施されています。
そして今回、8月28日からは第4次取水制限へと引き上げられることが決まりました。
第4次取水制限で生活はどう変わるか
第4次取水制限では、香川用水への供給量が60%カットされる見込みです。
過去、2008年8月に第4次取水制限が実施された際も、香川用水への供給量は60%カットされました。今回も同水準の削減が想定されており、香川県内の水道利用に大きな影響が及ぶ可能性があります。
報道では、学校給食での食器を紙皿に変更したり、ご飯からパン食に切り替えたりする対応や、プール利用の停止といった影響も懸念されています。ただし、具体的な対応方針は自治体や学校ごとに異なるため、最新の情報は各自治体の発表を確認することをおすすめします。
断水そのものを回避するため、家庭でもできる範囲での節水への協力が呼びかけられる可能性があります。
なぜ早明浦ダムは「四国の水がめ」と呼ばれるのか
早明浦ダムは高知県にありながら、吉野川の水を四国4県(徳島・香川・愛媛・高知)へ供給する重要な役割を担っています。
特に香川県は、県内を流れる大きな川が少なく、慢性的に水不足に悩まされてきた歴史があります。香川用水を通じて早明浦ダムから水の供給を受けることで、県民の生活用水や農業用水がまかなわれている構造です。
そのため、早明浦ダムの貯水率が下がると、香川県を中心に四国全体の水事情に大きな影響が及びます。「四国の水がめ」と呼ばれるゆえんです。
過去の渴水(2008年)との比較
直近で第4次取水制限が実施されたのは、2008年8月のことです。当時は貯水率が16.0%まで落ち込み、第4次取水制限が発動されました。
今回は貯水率27.2%の段階で第4次取水制限に踏み切っており、2008年当時と比べるとやや高い水準での判断となっています。これは、今後さらに貯水率が下がっていく見通しを踏まえた、早めの対応と考えられます。
18年ぶりの事態ということもあり、当時を知らない世代にとっては初めて経験する規模の渴水対応になりそうです。
今後の見通し
協議会の見通しによると、このまま少雨が続いた場合、9月上旬にも貯水率が0%になる可能性があるとされています。
貯水率の回復には、台風や秋雨前線によるまとまった降雨が必要です。今後の気象情報や、取水制限の状況については、関係機関から随時発表される見込みのため、最新情報をこまめに確認することが大切です。
四国にお住まいの方は、水の使用状況に注意を払いながら、節水への協力を心がけていきたいところです。
家庭でできる節水の工夫
取水制限が続く中、家庭での節水も水不足の緩和には欠かせません。
お風呂の残り湯を洗濯や掃除に再利用する、歯磨きや食器洗いの際に水を出しっぺなしにしない、洗濯はまとめ洗いを心がけるなど、日常生活の中でできる工夫は数多くあります。
シャワーの時間を少し短くするだけでも、家庭全体の使用水量は変わってきます。一人ひとりの小さな心がけが積み重なることで、地域全体の水不足への対応につながります。
最新情報の確認方法
取水制限の状況や貯水率の推移は、国土交通省水資源機構や、香川県・高知県などの自治体公式サイトで随時公表されています。
断水の可能性やスケジュールの変更など、状況は日々変わる可能性があるため、こまめに公式情報を確認することをおすすめします。地域のニュース番組や自治体からの緊急連絡網も、最新情報を得る手段として活用するとよいでしょう。
よくある質問
Q. 早明浦ダムの貯水率は今どのくらいですか?
A. 2026年8月25日0時現在で27.2%です。平年(80.7%)と比べて約53ポイント低い水準です。
Q. 第4次取水制限はいつから始まりますか?
A. 2026年8月28日から始まる予定です。18年ぶりの第4次取水制限となります。
Q. なぜ早明浦ダムの貯水率が下がっているのですか?
A. 2026年7月以降、ダム周辺でまとまった雨が降っていないためです。
まとめ
早明浦ダムの貯水率は2026年8月25日時点で27.2%まで低下し、8月28日から18年ぶりとなる第4次取水制限が始まります。香川用水への供給量は60%カットされる見込みで、香川県を中心に生活への影響が懸念されています。
7月以降の少雨が続いており、このままでは9月上旬にも貯水率が0%になる可能性も指摘されています。「四国の水がめ」と呼ばれる早明浦ダムの動向は、今後も注視が必要です。
四国にお住まいの方は、最新の取水制限情報を確認しながら、できる範囲での節水に協力していきましょう。
